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2008年1月

リアル置換機能について(はやとくんフォーラム2007講演録)

「はやとくんフォーラム2007」での遠藤会長の「リアル置換」のところを記録にまとめてみました。

速記していて,触れやタッチ不足や重なりなどある方に「リアル置換」はおすすめです。

また裏ワザで,略語の打ち方を変えたいというのにも使えます。

「forum2007endo.pdf」をダウンロード

裁判員制度に視覚障害者から不安の声

 1月26日付け「東奥日報」によると,裁判所は裁判員制度を積極的に広報しているが,視覚障害者向けの点字資料が一切なく,障害者団体など県内関係者から不安の声が上がっているそうです。
 重要な判断材料の一つとなる証拠品や写真などに,視覚障害者がどうかかわるかについても議論は進んでおらず、最高裁ですら「現段階で今後の対応は未定」(広報担当)の状況だそうです。

記事は,こちらに掲載されています。
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/20080126175321.asp

 最高裁は,裁判員制度の広報費は有名女優さんを次々起用できるほどあるようですし,裁判員のポスターには車椅子の人を登場させて,障害者に配慮している姿勢を見せています。
 それなのに,この時期になっても点字資料が一切ないうえに,質問にも答えられずというのはちょっとどうなのかと思います。

 外国では,法廷速記者が文字データにしたものを,自動点訳ソフトを使って視覚障害者の裁判参加を可能にしているようなことを伝え聞きます。
 
 日本では,どうかなと思いついて探してみたところ,アスク社が発売している点字装置「てんてん」というものを見付けました。
 http://journal.mycom.co.jp/articles/2004/08/05/tenten/
 
 これを「はやとくん」につなげるようにして,裁判所速記官が法廷での視覚的な情報を文字情報に直して送れば,日本でも可能にできるのではないかと思いました。
 
 今発言している人はだれとか,うなずいたり動作で答えたところ,黙って泣いている様子,法廷で示された証拠品や写真の情景描写など,「はやとくん」で文字にしたものを「てんてん」に送って,視覚障害者の裁判員が読めるようにするのはどうでしょうか。

裁判員裁判にすぐ役立つ電子速記

「裁判員裁判にすぐ役立つ電子速記」というパンフレットを,「裁判所速記官制度を守り、司法の充実・強化を求める会」が作ってくれました。

Sokkipan001 今,裁判で集中審理があると,当たり前のように速記官はそれに立ち会って,次回の準備に間に合うように迅速に速記録を作成しています。

ところが,裁判員裁判では,速記官が速記録を作成しても,評議に使ったり,次回準備に検察官や弁護人が使うことはできなくなりそうです。

最高裁は,逐語録(速記録)は控訴審のためには必要だが,裁判員に読んでもらうことは過大な負担を与えるものであり現実的でないと言っています。

(公判の速記録を,警察・検察庁での供述調書と混同させてようとしていますが,一度体験した速記録は改めて全部を読む必要はないし,公判中はメモ書きの心配なく審理に集中できるし,自力で簡単に目的の箇所を探せて,瞬時に記憶をよみがえらせることができます。速記録は裁判員の負担を軽くするものです。)

むしろ,音声認識システムで得られた文字データを,ビデオ録画のインデックスとして利用して,映像及び音声で再現したほうが,裁判員の記憶喚起という面ではより効果的であると言っています。

(検索の手間や時間を掛けさせることや,わざわざ人に頼まなくてはいけないことに,裁判員は負担を感じるでしょう。大したことではないと,躊躇してしまうこともあるかもしれません。映像は,ビデオを撮るために専門の人を入れるのではなく,備え付けカメラで漫然と撮っている映像なので,顔の表情などが分かると期待しないほうがいいように思います。)

検察官,弁護人にも,証人尋間の状況等を録取した録音体を再生する機会を与えることで審理に支障がないようにしていきたいと考えているとのことです。

(以前,弁護士さんが,このようなときでも検察庁は組織力で調書を作ってくるが,弁護士には難しくてこの点も不利だと言ってました。)

果たして,最高裁が言うように,裁判員裁判に速記官や速記録は本当に必要ないのでしょうか。

迅速な速記録作成だけでなく,電子速記を活用すると,聴覚障害者の裁判参加も,外国で実現しているハイテク法廷や,様々なサービスが可能になりますが,そんなものも最初から見ない,知らないことにしている最高裁です。

全文を読みたい方はこちらをクリックしてください。(全文で8ページ)→「sokkipanf.pdf」をダウンロード

初法廷

今日が今年の初法廷でした。

2週間ほど速記タイプを打ってないので,事前に速度練習をすると,指がもたもたして,自分の指じゃないみたいでした。

20分ほど練習して,速記略語表から新設略語を少し覚えて,事件別の臨時略語も覚えて法廷へ。

立会は30分ほどしかありませんでしたが,なかなか快調に打てました。

「はやとくん」のリアルタイム置換機能がとてもよい感じです。

私は音を聞いたら,ぱぱっと打ってしまうタイプで,速度が上がると語尾の符号と区切り符号を重ねて打ってしまうことが多かったのですが,それがほとんどなくなってデータがきれいで,新年早々よい感じでした。

新年

2007nenga 明けましておめでとうございます。

昨年は,余りブログの更新ができなかったので,心も新たに頑張りたいと思います。

早く「「はやとくんフォーラム2007」の報告を書かなければ・・・

今年も本ブログを御愛顧のほど,よろしくお願いします。

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