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JW(ジュディシャルワールド)Vol.2

JW(ジュディシャルワールド)Vol.2という雑誌を本屋で見付けて立ち読みしました。

私が興味があったのは,

■アメリカ最先端裁判 「デジタルコート追跡」
という特集です。

アメリカの「法廷21計画」のことを記事にしていて,最先端の技術を駆使したデジタル法廷の様子や,今実際にアメリカ政府がデジタルコートを増やしつつある状況を取材して,日本の法廷も近い将来こんなふうになると言ってます。

アメリカのデジタルコートを支えている企業として,「ステノグラフ社」(ステンチュラの製作会社)の名前も記事の中に具体的に挙がっていました。

証言を文字化して,リアルタイムでモニターに表示して,遠隔地でも視聴可能にしたり,デジタル記録としてコンピュータに記憶させて閲覧や検索を容易にするシステムは,確かにデジタルコートの要の機能でしょう。

アメリカの「法廷21計画」は,ステノグラフ社とNCRA(米国法廷速記者協会)の貢献があってこそ成功しました。

参考:The cennter for regal + court tecunology

折しも,日本の裁判員裁判の法廷にも,大型ディスプレイやDVDデッキが設置され,デジタルコートっぽくなります。

参考: :裁判員裁判の専用法廷、全国に170か所整備へ(読売新聞)

アメリカのデジタルコートは,「すべての証拠物件や証言、文書がコンピューターシステムの中に記憶されることで、公判関係者が一瞬にして情報を探ることができる。」そうです。

日本では肝心の「証言」のデータは音声認識で処理される予定です。情報を探るには,公判関係者が書記官などにわざわざお願いをして,問題の箇所を音声認識のデータをもとに検索してもらって,映像か音声で再生してもらうシステムになる予定です。

IT機器を入れるなら,中途半端にばらばら入れないで,ビデオカメラも音声認識システム装置も入れるとよいと思いますが,まだそれは設置されません。

どうせなら,90年代初頭から開発されているアメリカのシステムをそっくり真似すればよいと思いますが,最高裁は速記官廃止路線とステンチュラを採用しない方針をとっているので,アメリカのデジタル法廷とは逆方向に進んでいます。

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