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諫早湾干拓事業訴訟:排水門開門の地裁判決 「早く元の海に戻して」 /佐賀 - 毎日jp(毎日新聞)

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一見、速記官制度とは、何のかかわりもないように見える諫早湾なのですが、速記官の養成が停止されたのと、潮受け堤防閉め切りの時期が、1997年4月からで一緒です。

漁民や市民が反対する中、諫早湾でギロチンのような水門締め切り行為が強行された光景を見ると、各界の反対の中で最高裁が強行した速記官の養成停止と重なります。

この11年間、「開門」と「再開」で、お互いに上に向かって開け、開けと言ってきました。

環境問題が日々大きくなっていく中、時代の要請で、諫早湾は開門して調査する方向に向かっており、今回の判決もその現れのように思います。

一方、速記官制度問題も、裁判員制度の実施が迫ってきており、これまでの調書裁判から法廷重視のやり方への転換や、連日的開廷、視聴覚障害者が裁判員に選任されたときの情報保障の問題、法廷のIT化、音声認識システムによる調書作成は失敗など、時代の要請は、リアルタイム速記システム「はやとくん」を、ますます必要としているように思います。

この11年間、速記官、全司法労働組合、日本弁護士連合会、国会の法務委員会で議員さんたちから、何度も速記官の養成再開のお願いと、「はやとくん」の調査をお願いをしてきましたが、最高裁は頑固な態度を続けてきました。

最初の養成停止理由「速記タイプの製造継続が困難」が破綻しても、「はやとくん」がどんなに高性能になっても、98パーセントの速記官が「はやとくん」を使用しているという状態になっても、最高裁は「速記官の養成停止の撤回はあり得ない。」と言って、「はやとくん」を見ることさえずっと拒否しています。

これから、連日的法廷で速記録がほしいという声や、視聴覚障害者が裁判員で参加するための情報保障に速記を付けてほしいという声の高まりが予想されますが、それでも最高裁は無視の態度が続けられるでしょうか。

ともかく、法廷には時期尚早な音声認識システムを導入して何億円もつぎ込むことは、諫早湾の干拓地に入植を進める姿となぜか重なります。

やっぱりリアルタイム速記システムの導入をとなったときに、既に何億円も掛けて導入した音声認識システムが無駄になるとか言われそうで、ちょっと怖いです。

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