« 諫早湾干拓事業訴訟:排水門開門の地裁判決 「早く元の海に戻して」 /佐賀 - 毎日jp(毎日新聞) | トップページ | 音声認識システム、検索・再生だけにあと何億? »

情報保障は業務じゃないので、速記官はだめ?

先日書いたブログ記事「裁判員制 障害者に意欲、不安 手話通訳不足など深刻」に、ミニフォーラムに参加された中途失聴者の方がコメントを寄せてくださいましたが、その中にこのような気になる内容がありました。

中途失聴者の私は裁判員のミニフォーラムに出席し、裁判所側の依頼した手書き要約筆記だったのですが、一応ミニ模擬評議にも参加できました。要約筆記の方は優秀だったと思います。しかしやはり要約なので、裁判速記官にお願いしたいと事前に言ってあったのですが、情報保障は業務じゃないということらしいです。裁判官が何人か説明役として出席していましたが、これは業務なのかな。

業務じゃないという理由で、速記官に声が掛からなかったことはとても残念です。

コメント本文はこちらです→http://kimi-koni.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/chunichi_web_c4f8.html#comments

過去に聴覚障害者が当事者や証人の事件で、速記官が法廷で文字通訳をした事例は何例もあります。

これまで最高裁は、速記官に不当にいろんなことを禁止してきたという経緯がありますが、また情報保障も禁止されそうで心配です。

過去には、速記官だけ私物パソコンの持ち込みに許可申請が必要だったり、ステンチュラの法廷持ち込み禁止や、速記官の二人立会いの禁止などもありました。

最高裁は、音声認識システムに、既に4億円も掛けていますが、今年から更に何億も掛けて、機材を設置したり、改良の費用をつぎ込んだりしても、法廷の記録にも情報保障にも、すぐ使えるものではないことはもう分かっているはずです。

手話通訳や要約筆記についても、手配の困難さや、正確に手話通訳されたかの担保のしかたや、要約でよいかどうかなどの問題があるので、速記官による情報保障を可能なように整備しておいたほうがいいように思います。

過去の不当な禁止は、速記官が長年たたかって、最高裁の許可をやっと勝ち取ってきましたが、情報保障についてもまたたたかう必要があるのでしょうか。

ハンデを負って不安な気持ちで裁判員として参加しようとしている障害者の方にかかわる問題なので、また不当に禁止などしてきて、問題解決に何年もかかるということのないように、最高裁に切に願いたいです。

« 諫早湾干拓事業訴訟:排水門開門の地裁判決 「早く元の海に戻して」 /佐賀 - 毎日jp(毎日新聞) | トップページ | 音声認識システム、検索・再生だけにあと何億? »

裁判員制度」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 情報保障は業務じゃないので、速記官はだめ?:

« 諫早湾干拓事業訴訟:排水門開門の地裁判決 「早く元の海に戻して」 /佐賀 - 毎日jp(毎日新聞) | トップページ | 音声認識システム、検索・再生だけにあと何億? »

最近のトラックバック

2020年5月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31