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栃木県弁護士会の「裁判所速記官制度に関する意見書」

リンク: 栃木県弁護士会.

守る会のミニシンポで、私も初めて栃木県弁護士会が「速記官制度に関する意見書」を出してくれていることを知りました。

栃木県の速記官は、2人しかおらず、これまで立会時間を制限されたり、いろいろ苦労話を聞いていましたが、この意見書のことを話すときは、本当にうれしそうでした。

私もじっくり読んでみて、とても元気が出ました。

一部を引用しますね(一部と言うか、ほとんどです)。

3  速記録の優れた特性として、次のような点が上げられる。録取者である速記官が法廷に立会していることから、

・  言語化されない表現でも録取可能である。

・  録音状態とは関わりなく、不明瞭な供述でもその場で確認できたり、口元を見て聞き分けられたりする。

・  事前・事後の確認作業によって専門用語・固有名詞・法律用語でも正確に録取できる。

・  同時発言でも対応できる。

・  多数関係者がいるときでも発言者の特定が容易である。

・  記録に残す意味のないやりとりは始めから記録化しないなどの対応が可能であり、全逐語録とは違い、繰り返し・言い直しなどは適切に省かれ、読みやすい記録が作成される。

・  尋問途中でも、必要があるときは、前の供述を訳読して供述内容を確認することができる。

・  音声をその場で記録した調書であるので、裁判官の訂正命令に服することもないとされ、(裁判官の記憶の誤りによる誤謬を排することができ)内容の正確性が保たれる。

・  録取者である速記官には公務員としての守秘義務がある。裁判は公開が原則であるとはいえ、訴訟であることの性質上、関係者が一般に知られたくない情報が多くあり、反訳外部委託方式により速記録の方が秘密保持性において優れている。

  4  (中略)調書作成のスピードは明らかに速記録の方が速い。

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