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「メモ取らず審理集中を」=裁判員へ呼び掛け-意識分散を懸念・最高裁

リンク: 「メモ取らず審理集中を」=裁判員へ呼び掛け-意識分散を懸念・最高裁.

速記官は,裁判員をメモ書きから解放して審理に集中できるように,速記録を使ってくださいと,これまでずっと最高裁にお願いしてきました。

裁判官と裁判員がメモ書きに忙殺されているのを,最高裁がやっと問題と感じてくれたのはよかったですが,速記録を使うのではなく,録画が再生できるからメモを取るなと言い出したようです。

速記でも,音声認識でも,ほとんど正確に文字化された記録を,裁判員に配った上でならよいですが,録画の再生だけでは,だれのいつのどんな発言を再生してほしいのか,キーワードを思い出すのも、正確な箇所を伝えるだけでも困難です。
まさか,全部をもう一度初めから再生することはないでしょうし,録画ではメモの代わりにはなりません。

記録なしでは絶対無理と思われる長期審理も,記憶保持のためのポイントおさらい会だけで乗り切る決意のようです。

また,裁判官は,メモを取らなくても分かるような審理を行わなければならないようです。

分かりやすく質問しようとして,少しでも難しい言葉は解説付きで質問をする裁判官がいますが,一つの質問が長くなり,情報量が増えて,余計に理解が難しくなり,「もう一度質問してください。」と言われてしまうこともあります。
また、裁判官の頑張りだけでは、どうにもならないことが多々あるのが法廷です。

みんながメモのために余計な気を遣ったり,大げさに禁止したり,されたりしないために,速記録を使ってくださ~い。

できれば,裁判所のノートパソコンを裁判員に貸与し,「レシーブはやとくん」で,速記録を参照しながら,大事だと思ったところにマークしたり,メモを入力したり,という使い方をすれば,データ流出の危険もありません。(参照:レシーブはやとくんの説明 「はやとくん通信」2ページ http://kimi-koni.cocolog-nifty.com/blog/files/hayatokun-newsletter43.pdf)

http://news.toremaga.com/nation/nnews/176272.html
「メモ取らず審理集中を」=裁判員へ呼び掛け-意識分散を懸念・最高裁
2009年01月25日

 5月から始まる裁判員制度で、最高裁は25日までに、証拠調べの内容をメモに取らずに審理に集中するよう、裁判員へ呼び掛ける必要があるとした報告書を取りまとめた。メモに集中するあまり、法廷でのやりとりに意識が向かわず、心証形成がおろそかになる事態を避ける狙い。全国の裁判官の参考資料として使われる。

 裁判員が法廷でメモを取ることは自由だが、最高裁は有罪、無罪や量刑を決める評議の場では、法廷で撮影した録画を再生することで、裁判員の記憶を補うことにしている。

 報告書は、これまでに全国で行われた模擬裁判で、裁判員役がメモに集中している姿が多く見られたと指摘。裁判官3人と裁判員6人の全員が下を向いてメモを取っていた事例も挙げ、「『目で見て耳で聞く審理』の裁判員裁判では、正常な事態とはいえない」とした。

 このため、裁判官が裁判員に対して、「メモを取らなくても分かるような審理が行われるし、完全に覚えられなくても録画で確認できる」と事前に説明した上で、できる限り目の前の証拠調べへの集中を促すべきだとした。 

 また、裁判員が取ったメモや配布された資料については、事件関係者のプライバシー情報などが含まれる可能性があり、紛失により流出する恐れを指摘し、「持ち帰りについては慎重になるべきだ」との見解を示した。

 その上で、長期審理が必要な事件では、証言のポイントを確認する意見交換を合間に行うなど、記憶保持のための工夫を求めた。(了)

[時事通信社]

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