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ステンチュラの官支給問題(その2)

憲法施行60周年を迎えたとき,国会では記念行事が様々に行われましたが,その中の一つに国会速記士が来場者の方に速記符号で名前を書くという催しがありました。
http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/070403-184258.html

裁判所ではとても考えられないことで,速記に対する温度差を改めて感じました。
最高裁が,速記官の技術を誇らしく宣伝してくれることなどありえません。

私がこれまで見てきた最高裁は,速記官の存在自体を知られないようにするか,速記官が悪い評価がされるようにという目的の動きしかとりません。

キータッチが重く,コンピュータにもつながらない,古いアナログの速記タイプで仕事をさせて,速記官なんて時代遅れだ,月に10時間しか仕事ができず,それ以上働くとすぐに健康問題が起きると,あちこちで悪口の宣伝してくれるぐらいです。

既に9割以上の速記官がステンチュラを使ってますが,官支給されているものは速記タイプなので,速記タイプを使っていることを前提に話が進められます。
仕事のやり方も,研修の内容も,法廷での情報保障も,ステンチュラで仕事をすれば可能であることが,何もかもがつぶされていきます。

古ぼけた機械を無理やり押しつけて,ステンチュラを使った今の速記官の進んだ仕事のやり方を,見たり評価自体をしないで済むように最高裁はしているのです。

お金を出せばステンチュラは使えますが,最高裁に貼られた速記は時代遅れの技術という悪いレッテルを付け替えるのは,官支給がされない限りできません。

ステンチュラの官支給問題は,最高裁が速記官の技術を正当に評価することから逃げる卑怯なやり方の問題でもあります。

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